ゴルフ
|趣味としてのゴルフとは
バブルの頃にはワンプレー数十万円もするような高級会員制ゴルフクラブも全国各地にあったものですが、現在ではそうしたところはだいぶ数を減らし、お手頃価格で気軽に予約ができるゴルフ場が多くなりました。
若い世代にはちょっと人気が下火になってきているもの、ゴルフというスポーツは運動強度はそれほど高くなく60代、70代の一流プロゴルファーがいることからもわかるようにかなり長期的に続けていくことができるスポーツです。
趣味としてゴルフをする時には、友人やサークル仲間とともにラウンドをすることになるので人脈が広げることができるというところも大きなメリットになります。
よく「ゴルフなんて金のかかる趣味はやらない」といった話が聞かれますが、現在ではそれほど多額な金額がかかるということもなく、予算をきちんと組んでいくことにより無理せず続けていくことが可能です。
ゴルフのよいところは世代を超えて同じレベルで楽しむことができるということで、これから始めるという人なら初心者グループとして同じような技術の人に入ってプレーができます。
ゴルフを趣味にするメリット
最初に大きな誤解を解いておきたいのが、「ゴルフはお金のかかる趣味ではない」ということです。
確かに最初に少し紹介したようなバブル真っ盛りの頃には、実際にプレーをするかどうかに限らずあとから売却益を得るための投機目的で発行されたゴルフ会員権もありましたので、相当お金のかかる趣味であったと言えるでしょう。
それともう一つお金がかかる原因となっていたのがゴルフクラブ一式を揃えるための費用で、一時期はフルセット数百万というような高級ブランドクラブを競うように持ち合うということもありました。
しかし現在ではそうした入り口から高い費用がかかるようなことをしていてはゴルフ人口が広がらないということもありかなり安価にセット購入ができるようになっています。
中古ショップやネットオークションでも数多く販売されているので、上手に購入すればかなり安く用具一式を揃えられます。
現在ではむしろ中高年に大人気の趣味であるハイキングで使用されるグッズ一式の方がフルで購入したときに高くつくというくらいになっていますので、金額を気にして始めるのをためらっているならそれは大きな間違いです。
これまで全く未経験で一から準備をするという場合、最初にかかる費用としてはクラブ一式にグローブやシューズなどのウエアがあります。
そこに初心者向けのレッスン代金を週に2~3回受けるようにすれば完璧です。
どういった方法でグッズを揃えるかにもよりますが、月1のラウンドペースなら毎月3万円ほどがあれば十分です。
定年後にゴルフがおすすめの理由
定年後の趣味としてゴルフがおすすめの理由としては、まず高齢者でもハイスコアを十分に狙うことができるということがあります。
高齢になってからスポーツを始める人も今では珍しくありませんが、いきなり強度の高いスポーツをしてしまうと大きな怪我をしてしまいそのためにしばらく身動きができなくなってしまうというようなことが起こります。
その点ゴルフは適度に体を動かせる上に歩行距離も長く足腰を鍛えることができ、さらに戦略をねって行うという脳の活発化にも役立ちます。
何より青空の広がる緑の芝生のゴルフ場を歩き、白球を思い切り飛ばすという爽快感は大変ストレス解消になります。
仲間を増やし、大会などにも出ていけばさらに楽しみは広がります。