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お酒との付き合い方

お酒

お酒の飲み過ぎに注意

お酒は気持ちを高揚させたり、親睦の席でも打ち解けやすくさせたりする力があります。そうした楽しいお酒は知らず知らずのうちに進んでしまうものです。
その時は心地よく、楽しいものですが、飲む量、飲み方により、翌日の体が辛くなります。
飲んだ翌日の朝が辛いことはもちろんですが、胃や肝臓なども、思っている以上にダメージがあります。

飲んだ当人の体が辛いこともありますが、飲んだ翌日の息や体から漂う匂いは、周囲の人に迷惑をかけてしまうこともあります。
お酒が体に負担をかけずに楽しむためにも、市販されている薬などで対応するだけではなく、お酒を飲む日や量を調整し、自己節制していくことを忘れないようにしましょう。

飲酒する時間にも気をつける

お酒を飲んだ夜は楽しいですが、できれば翌日には、体からアルコールが抜けていてほしいものです。
そのためにはどうしたらいいか、ということですが、これは人により違いはありますが、おおまかには、夜の十二時を回った時刻まで飲み続けると、翌日にアルコールが残った状態になります。

翌日運転をする人は、その8時間から10時間前にはお酒を切り上げておく必要があります。
起床時間、運転する時間から逆算してのお酒の制限があるのなら、と寝起きのお酒がいい、と思われるかも知れませんし、実際に起床後のお酒が好きだという場合もあるかも知れませんが、これも体には良いとはいえません。
お茶やお水のように一日中、または三食にと飲酒をすると、肥満や生活習慣病の可能性も高くなります。

お酒を飲んだあとのお風呂はNG

お酒を楽しく飲んで汗をかいた後は、熱いお風呂に浸かってゆったりしたいものです。
しかし、お酒を飲んだ後は心拍数が上がっています。心拍数が上がった状態で熱いお風呂に浸かると、心臓に負担がかかります。

また、入浴中は、お湯の熱さで、血行が促進されます。お酒を飲んだ状態での血行促進は、酔いを増大させ、入浴中の事故につながる恐れもあります。
お風呂から上がった後も、湯上りでの温かさに加え、酔いのほてりから、一気に体が冷えます。

お酒を飲んで深夜に帰宅した場合は、熱いお風呂に浸かってから、と考えるかも知れませんが、その日の夜は就寝し、翌日に熱さを控えめにしたお風呂にゆっくりと入る方が、体に負担がかかりません。

より仕事へ負担が少ないお酒とは

お酒を飲む時には、できるだけ、食事をしながら飲みます。
お酒だけを飲むのはよくありません。
また、大勢での飲み会での雰囲気や、仲間内での打ち解けた席で、周囲の流れから、自分のいつものペースではない飲み方をしてしまうかも知れませんが、どんどんお酒を飲み続けていくのは、体への大きな負担へとつながります。

お店で飲み会や、お酒を持ち寄っての飲み会では、いろいろな種類のお酒があり、そうしたたくさんの種類のお酒を同時に飲むことがありますが、これもよくありません。
体のために、と考え、薄めたお酒を飲む方法もありますが、たくさんの量を飲めば、アルコールは体へと蓄積されていきます。
お酒は自分のペース、飲める量、体のことも考慮し、楽しみましょう。