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ピアノ

趣味としてのピアノとは

子供の時にピアノを習っていたという人もいるでしょうが、実は最近ではシニア層からもピアノレッスンを受ける人が増えています。

ピアノに限らず楽器演奏というのは人の心理に大変良い影響を与えてくれるものなので、年齢に関係なく何らかの楽器を趣味にするというのはとてもおすすめです。

他の楽器にないピアノのよい点は、演奏を一人で完結することができるということです。
音楽の三要素は「リズム」「メロディ」「ハーモニー」となっていますが、ピアノ演奏ではそれを全て一人で行うことができるため、自分のペースで自由に曲の練習を進められます。

もちろん他の楽器と合わせて合奏をするということもできますので、一人でも大勢でもいろいろな楽しみ方ができるとてもお得な楽器であると言えます。

ピアノは家庭用でも本物を購入しようとするとかなり高価になってしまいますが、最近ではリアルな音がでるキーボードもありますし、音楽スタジオでレンタルをすることもできます。

既にある程度弾けるという人も、定年後にあらためて本格的なレッスンを受けることでまた違った楽しさを感じることができるはずです。

ピアノを趣味にするメリット

シニア世代からピアノを習い始めたという人からよく聞かれる意見として「子供の頃のあこがれだった」ということがあります。
現在60~70代くらいの人では子供の時期に何らかの習い事をしていたということは珍しく、ピアノを持っている家庭はかなり裕福なごく一部の人だけでした。

自分が大人になってから子供のためにピアノを買ったり習わせたりといったことは多くの人がしていますが、自分自身がきちんとピアノを習って練習をするような余裕はなかなかありませんでした。

そんな昔の憧れを実現することができるということがピアノを習い事にする大きなメリットです。
ピアノは最初は右手と左手で演奏をするということが難しかったりしますが、コツを掴んでしまえばかなりの曲を弾けるようになりだんだんと楽しさも増してきます。

独学でピアノを練習することももちろんできますが、やはり早くに上達をしたいということなら先生についてレッスンをしてもらうのが一番です。
ピアノレッスンの場合にはどうしてもマンツーマンとなるので、丁寧に自分の苦手なところをどう克服していけばよいかということを教えてもらえるのも良い点です。

定年後にピアノがおすすめの理由

子供の習い事としても一般的なピアノですが、シニアの場合は最初から趣味で演奏をしたいということが前提になるので、同じピアノレッスンでも内容がかなり違ってきます。

子供やこれからピアノ演奏が就職に必要になる学生の場合には、きちんとピアノの基礎を学ぶことができるバイエルンやブルグミュラー、ソナチネといった順番がとられるのが普通です。

これらはあくまでも練習曲として組まれている教本なので、最初のうちは退屈しがちでそこでピアノを諦めるような人もいます。
しかしそうした基礎を学ぶ必要性があまりないシニアの場合、先生も趣味として続けられるようにとより興味のある曲から入れるようにしてくれています。

自分が弾きたい曲が何かあるときには、それをレッスンの先生にお願いすることで先に練習させてもらえるかもしれません。
レッスン教室を選ぶときにはそうしたメニューにも注目をしておいた方が長く続けることができるでしょう。