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山登り

趣味としての山登りとは

最近では登山に行くとかなりの割合で中高年のカップルやグループとすれ違います。
今時の中高年世代というのは数十年前と異なりかなり体力がありさらに気持ちも若々しい人が多いので、自然に囲まれた山歩きをするということを趣味にする人も珍しくなくなっています。

ある意味中高年世代にとっての趣味の人気ナンバーワンとも言えるものなので、定年後になってから始める趣味としてとてもおすすめできます。

ただし山歩きといってもハイキング感覚で行ける簡単な場所から、一歩間違えたら遭難をしてしまうこともあるような上級者向けのものまでがあるので自分のレベルに合わせて少しずつ訓練をしていくということを忘れてはいけません。

慣れてくると地元だけでなく遠方にまで登山旅行をしたり、アウトドアを一緒に楽しんだりといったこともできます。
旅行代理店からも中高年向けの登山ツアーを有名観光地で組んでくれていたりするので、そうしたものを利用するとさらに行動範囲が広がります。

登山のよいところはまず足腰を鍛えて体力増進をしていくことができるということでしょう。
また有酸素運動をよい空気のもとで行うことにより、全身に爽快感のあるストレス解消ができる趣味となるということも大きなメリットです。

山登りを趣味にするメリット

かつては登山というと体力のある若い人が冒険のために行うものというイメージもありましたが、現在ではシニア層人口が増えたことにより登山道全体がしっかり整備されています。

そのためかなり危険度は低くなり、整えられた道順を守ることにより時間計算をしながら安全に山道を楽しむことができます。

登山グッズも多くのメーカーから便利なものが販売されているので、登山に適したウエアを始めとし、荷物を運びやすいリュックや寒さを防ぐジャケット、他に登山を楽にしてくれるスティックなどといったものもあります。

スポーツ用品店などに行くとそうした登山グッズはワンコーナーを埋め尽くすくらいの品揃えとなっているので、これから始めるという人はまずはそこで店員さんから話を聞きながら必要なものはどういうものかということを調べてみるとよいでしょう。

いきなり購入をするとなると一式で数万円もかかってしまうということも珍しくありませんので、まだ続けられるかわからないという初心者ならまずはレンタルで一式を準備するという方法もあります。

山登りで気を付けたいこと

定年後に山登りをするときに注意をしたいのが、「決して無理をしない」ということです。
毎年夏場の登山シーズンや雪山の頃になると遭難者が出たというニュースが聞かれてきますが、これらは登山者の不注意だけでなく、山という大自然の変化を完全に予測することは難しいことが理由になっています。

実際、登山歴数十年という大ベテランであってもちょっとしたきっかけで遭難してしまうこともあるほどです。
そのため定年後の登山では必ず入山届を管理室に提出してから山に入るようにするとともにできるだけ複数人でグループを作って訪れるようにしましょう。

そういう意味で登山を趣味にするときのメリットとして、仲間の輪を広げやすくその中での連帯感を作ることができるということが挙げられます。
手軽な場所なら日帰りで数時間で登山をすることもできますので、まずは近い人と誘い合って登ってみることをおすすめします。