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骨や関節の怪我・病気に注意

包帯

骨に関する怪我対策

若い人はもちろんですが、高齢者の方が特に注意したいのが骨の怪我です。
一度負傷してしまうと、骨の怪我は長期療養が必要になります。
その療養中に、他の箇所も弱ってしまう可能性もあり、そうした点も含め、怪我をしないよう未然に防ぐことが大切です。

怪我を防ぐために、日頃から雨天時に滑りやすい箇所を避けて通ることや、路面が凍結した日の無理な外出は控えるといった心がけがあるとよいです。
家庭内では、階段や段差のある箇所の修繕やバリアフリー化を行うことで、高齢者の安全で自由な空間が確保できます。

また、現在は若い人の歩きスマホや、スマホを使用しながらの注意力の足りない自転車運転など、モラルを欠いた行動による骨折事故も多発しています。

関節に関する怪我対策

少し痛めただけだと、捻挫などを軽視し、その後古傷となって何かあると痛みだすのが、関節関係の怪我の怖さです。

軽装でも行ける山登りや、ハイキングなどでも、普段歩かない長距離での歩行や、多くの人が気軽に楽しんでいるランニングなどに参加する際には、足に負担のかからない靴を選んだり、サポーターを装着したりと準備をしてからが望ましく、怪我の予防にもなります。

また、それまで通りの生活をしていても、長年負担のかかっていた箇所が急に痛みだすことが、関節の場合はあります。
若い人とは異なり、年齢を重ねると軟骨の摩耗などが、怪我の原因となることもあります。
体に負担をかけぬよう、無理な体勢や動きは慎みましょう。

こちらには関節痛に関する詳しい情報が書かれています。
参考:http://www.rehabili.net/consultation/33.php/

家族で防ぐ怪我

調理中に起る怪我は、時間のなさや、焦り、疲れなども大きく関係しています。
余裕を持ち、無理なく、負担にならないほどよさでの調理を心がけましょう。
小さな子のいる家では、家具の角にクッション素材をつけたり、キッチンや階段に柵を設置するなどしましょう。

お年寄りのいる家庭では、段差にはスロープを設置し、転倒を防止しましょう。
また、階段からのスリップ事故は、若い人でもリスクがあることを踏まえ、普段から手すりにつかまることを習慣にすることがお薦めです。

病気を防ぐ簡単な方法

外出先からの帰宅後は、うがいと手洗いを実践しましょう。
食べ過ぎや飲み過ぎに注意し、腹八分目を目安にきちんとした食生活を基本にし、睡眠時間をしっかりととりましょう。

ストレスをためない、精神面での安定も大切です。
市販の薬に頼らず、自然治癒のできる体力を養っておくことが理想的です。
夏や冬のエアコンによる冷えや乾燥を防ぎましょう。
外の気温との極端な差は、体に負担がかかります。

また必要に応じての健康診断や生活習慣病の検査を受けましょう。
日頃から自身の体質や体調を把握しましょう。