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定年後に独立開業する

ビル

どういったビジネスをするのか

独立開業を考えた際、どういったものにしようと、その選択肢の多さに楽しみとともに、具体的な筋道をどのような方向で立てるべきかと考えるのではないでしょうか。
独立開業を実行に移すのであれば、ただの楽しみや、子供の頃に漠然と考えていたお店やさん、会社ごっこといったレベルではなく、様々な方面において考えを巡らせなければなりません。

参入の形式は、独立するのか、個人事業主として店舗を構えるのか、それとも自宅でのネットビジネスを展開するのか、しっかりとしたビジョンを持ちましょう。
漠然とした考えではなく、道筋を立て、第三者でもきちんと伝わるくらいにはっきりとした計画を立てることが不可欠です。

家族との話し合い

独立開業は、思い立ったのは自身であっても、家族の協力は不可欠です。
順を追っての丁寧な説明をし、家族の理解を得ましょう。
家族がすぐに快く了承してくれなかった場合も、その理由を聞き、どのようにしていったらよいかを自問自答してください。

独立開業が遅れてしまう、と焦るかも知れませんが、話し合いを重ねても、その過程で理解を得られるよう心がけましょう。
家族全員の理解、了承が得られた際には、感謝の気持ちをきちんと伝えましょう。

情報収集も密に

現在、ネットでは様々な情報がすぐに得られますが、その情報が正しいかそうでないかを見分ける力が必要です。
書物やネットの情報の他にも目を向けましょう。

業界ごとに様々なコミュニティや交流会もあるので、実際に情報交換をして、スキルや知識を獲得しておくことも重要です。
コミュニティの例:WebZoo(WEB制作関連)

独立開業をする際に関係する現場に、実際に足を運んでみましょう。
頭で描いていたものと、実際に見聞きするものは、違うと感じることもあり、そうした実際の場へ行くことは、とても重要です。

得た情報の中で正しいと捉えたものも、それだけに固着せず、ひとつの情報として捉え、控えめ、且つ冷静な判断ができるよう徹底しましょう。

これからの楽しみもあり、成功例を多く参考にしたいかも知れませんが、失敗例やトラブルの事例もきちんと参考にすることが、リスクを回避につながります。

資金の準備

独立開業の試算は、始める前の希望している予測額では程なくして底をついてしまうことが独立開業ではたびたびあることを知っておきましょう。
資金はおおまかに考えるのではなく、確実に準備できる額か、絶対に返済できる額を算出しましょう。
この時には、先の楽しみは置いておき、徹底した厳しい基準での算出をしましょう。

算出の際には、慎重であるに超したことはありません。
最低基準で設けた予想売上額から更に3分の2ほどを現実と予想し、逆算します。
また、家族が不安に覚えるような自己資金の投入や借金など、独断での決定、事後報告はするべきではありません。